―主な登場人物紹介―

星野 優輝 (ほしの ゆうき)
本作の主人公。最近免許を取得した平凡な18歳。180SXで峠に通っている。
GSとホームセンター、さらにはコンビニでバイトを3つ掛け持ち。度胸の割に腕と車はまだまだの様子。
 <愛車スペック>
180SX 後期型 (白) 250ps
メーカー不明マフラー、BLITZエアクリーナー、デフロック、メーカー不明車高調、BNR32純正ホイール
、ランエボ純正インタークーラー、メーカー不明フルバケ etc...


桐谷 悠哉 (きりたに ゆうや)
若干20歳にしてドリフトチーム「RED PASSION」のリーダー。職業はダンプの運転手。
D1ライセンス取得も時間の問題だと囁かれている、クールな峠の番長。
 <愛車スペック>
S14シルビア 後期型 (赤) 480ps
BNスポーツフルエアロ、カーボンボンネット、前後ブリスターフェンダー、ガルウイングキット、3DGTウイング、HKS GT-RSタービン、
HKSインタークーラー、HKSエアクリーナー、OS技研シングルクラッチ、CUSCO機械式LSD、
ニスモ6速ミッション、HKS Fcon Vpro、7点式ロールケージ、BRIDEフルバケ、リアシート除去 etc...


岡本 潤一 (おかもと じゅんいち)
星野優輝とは高校からの親友。星野と同時期に免許を取得し、有名作家である父に車を買って貰った。
機械オンチのため、チューニングはすべてショップ任せ。ドリフトもまだまだ未熟。
 <愛車>JZX100マークU 後期型 (黒) 350ps


仲本 里奈 (なかもと りな)
岡本の彼女。星野とは中学時代の同級生。趣味は車と写真。岡本に影響されて、親の反対を押し切り今の車を購入。
<愛車>JZX90マークU (白) 300ps


大橋 實 (おおはし みのる)
星野や岡本が世話になっている「大橋自動車」の陽気なおっちゃん。48歳。
チューニング技術はそこそこで、最近はオーディオなどにも力を入れている。店舗は星野優輝の実家のすぐ近く。
 <愛車> Y33シーマ (黒)


城島 雅隆 (じょうじま まさたか)
チューニングショップ「Castle Auto」の店長。42歳。
桐谷のS14をはじめとする「RED PASSION」のマシンはほとんど彼が手掛けた。
今ではあまり走りには行かないが、若い頃も白黒のハチロクで走り回っていたらしい。
 <愛車>AE86レビン 前期型 (白×黒) 150ps


○谷口 涼子 (たにぐち りょうこ)
医療系専門学校に通っている。18歳。
<愛車>180SX (青)


―プロローグ―

O県内にある某峠。
時刻は午後11時。

2つのエキゾーストサウンドが、徐々に上へ上へと上がってくる。

「この音・・・1台はシルビア系だな」
真っ赤なシルビアの横に立っていた男が呟く。

「もう1台はツアラーか・・・間違いない」

頂上のパーキングには、ざっと20台の車が整列していた。
全ての車がキャンディレッドに塗られ、不気味なほどに美しい。



1台の180SXが、コーナーを駆け抜ける。
ボディカラーは白。

そのドライバー・・・星野優輝は、この時間帯にここを走るのは初めてだった。
普段ならバイトをしている時間だ。
今日、彼はバイトを休み、わざわざここにやって来た。


頂上で待つ、ライバルと戦うため。




そして、伝説を綴り始めるため・・・



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